一品一品の素材を最大限活かした質の高い料理を提供する、隠れ家的で落ち着いた居心地の良い創作和食料理店。絶品の料理が提供されることで、客同士の会話も弾み店主との距離感も縮まり、大切な人との大切な場所として愛されています。
新店舗のデザインにあたり、料理を囲んで客と店主の会話も弾みリラックスできる、だんらんの場となることを目指しました。主役である料理を引き立たせるように、燻されたような鈍い色の板貼り壁で囲まれた背景の中に、美しい銀杏の一枚板のカウンターテーブルを据えました。照明で照らされた凹凸のあるR天井が暖かい光で空間を満たし、客と店主が一つの屋根の下、あるいは炎を灯した洞窟の中にいるような、だんらんの場をつくります。