名古屋市の郊外住宅地に建つ小さなオフィス兼自動車修理工場。
住宅地の日常に溶け込む工場として、建築も地域のスケール感に溶け込ませることを考えた。

大きくせり出した外階段の屋根と1階の庇が建物のボリュームを分節し、来客を迎え入れるようなファサードを創り出している。
正面のルーバーに掛けられたロゴサインも建築のコンセプトに合わせたオリジナルデザインである。

1階オフィスは2面開口のガラス張りで、敷地内外に渡る屋外との繋がりを感じることができ、通り土間空間によって連続する工場スペースは、車の撮影スタジオとしての機能も備える。