名古屋市内で80年以上の歴史を持つ服飾専門学校の移転建て替え計画。

これまでこの地を拠点に多くの人材を輩出してきた歴史を踏まえ、学校と街とのインターフェイスとしての校舎のデザインをコンセプトとし、道路に面して4層吹き抜の「インターフェイスホール」を設けた。
ステージや展示スペースとして利用できる大階段や、外に向かって衣装を展示できるスキップフロアなど、学校の活動や生徒たちの動きそのものが、街にいぎわいを与えるショーケースとなるような仕掛けとした。
各教室の設計は実習作業に特化した空間とし、デスクやチェアは、立ち座りの作業が多いという特性に考慮したオリジナルデザインのものとしている。